ENIN LOG

Enin Fujimi の創作活動や近況報告、その他雑記。

August 30 2025

蚊について

蚊 feat.宮舞モカ

こんばんわ。Eninことお好みPです。

 

もう1週間近く前ですが、新曲出しました。

そしてボカコレ2回目の挑戦。

 

2回目ですが、ニコニコに投稿を始めて3年くらいになるので、ルーキーではなくTOP100。

 

結果ですが、100位入りは果たせず。

観測した最高順位が400台の後半くらい。

やはりTOP100の壁は厚い……

 

ただ今回はSNSでの広報活動に力を入れた甲斐もあってか、コメント数いいね数マイリス数で過去最高となりました。

応援してくださったリスナーの皆様、ありがとうございます。

 

ボカコレ期間中のXはまだ見ぬ隠れた名曲を発掘したいってリスナーと、自曲を聴いてほしいってクリエイターの応酬が飛び交ってて熱量がすごかった。

 

閑話休題。

 

今回の曲はリスナーの方からサウンドが重くてかっこいいとかそんな音に反して歌詞が蚊に対する憎悪むき出しで面白かったとか肯定的な感想もたくさんいただけました。

単純なので全部真に受けて調子こいて次の曲を作ってます。

 

 

今回初投入の Heavier 7 Strings 。

ヘヴィメタル特化というだけあって重くて太っとくて攻撃的なサウンド。

Ample Guitar のストラマーモードみたいなチート時短機能はないけどサウンドはこっちの方が好みかも。

 

身も蓋もない話だけど、最高の音源と最高のプラグインを使えば最高の音が出るとか考えてる。

 

 

ベースとドラムは前回と同じ Ample Metal Ray5 と EZ Drummer の METAL MACHINEを採用。

 

 

マスターとドラムバスに毎回挿してる Shadow hills Mastering Compressor Class A。

特にドラムバスにかけた時のパンチ感が好きでずっと使ってる。

トランスはほぼSTEEL固定。

 

 

ボーカルはSynthesizer V 2の宮舞モカちゃん。

Powerfulスタイルに全振りしてジェンダー値を少し男性寄りにするとメタルサウンドに良く合うイケボになる。

 

ボカコレじゃ毎回どのキャラがどのくらいボーカルに起用されてたか集計してる人がいて、今回モカちゃんは5番手だったらしい。

去年の9月頃にデビューしたにもかかわらず可不とかに次ぐ人気になってるのはそれだけ魅力的な歌声だからだと思う。

 

 

ちなみにボカコレが終わってから数日後にYouTubeにも上げてみたんだけど、こっちはびっくりするくらい伸びない(苦笑)。

 

そういや今回はちょっと奮発してニコニ広告もしてみたんだけど、ボカコレ期間中はみんな広告したがるから同じポイント突っ込んでも効果は弱まるらしい。

 

再生回数は伸びてもいいねやマイリス数がついてこないって話も聞くし、広告に突っ込むなら別のことに投資した方がいいのかも。

 

いや、もう音源は買わないけどね。

買わないからね……?

 

そんなこんな!


July 28 2025

DEATH SUMMERについて

こんばんわ。Eninです。

数日前に新曲「DEATH SUMMER」をニコニコとYouTubeに投稿しました。

 

曲自体は実のところ去年の段階でできてたんだけど、こういう季節物の作品ってやっぱ旬な時期に投稿したいので今年にリスケすることに。

 

 

今回も大活躍の Ample Guitar & Bass。

 

 

Mixでは毎回お馴染みbx_consoleシリーズ。

bx_consoleはチャンネルストリップといってコンプレッサーとかイコライザーとかのエフェクトがひとつのプラグインにまとめられたマルチエフェクトみたいなやつです。

 

ひとつの画面で色々と調整が効くのでMixの時短にもなるし、レコーディングスタジオとかにあるでかいミキシング用の機材の音を再現しててデジタルコンプとかイコライザーに比べるとアナログ風味の音になります。

 

Brainworxのbx_consoleシリーズはアナログ機材特有の歪みやノイズをお好みで調整できるのが良いですね。

 

メタルじゃ今までAMEK9099を使うことが多かったんだけど、今回色々比べてみてNを使うことにした。

 

AMEKは全体的に癖が少なくてクリアな印象なんだけど、Nの方は荒々しく力強い感じ。

もちろん調整の仕方次第で全然変わってくるんだけど、似たようなレシピで調整しても違う音になるのがアナログエミュレーションの面白いところ。

 

他にはFocusrite SCもよく使うんだけど、何かメタルには合わん気がする。

 

 

ボーカルはこないだSV2にアプデしたばかりのROSEさん。

もともとがゴシックメタルバンドのボーカルなので何もしなくても強強なお声をしています。

ボーカルスタイル「Powerful」のつまみを上げるともっと強強になります。

 

前作からニコニコとYouTubeの両方に投稿してるんだけど、ニコニコの方が伸びてた前作のセイカさんオフトゥンオペラとは逆でYouTubeの方が3倍くらい伸びてるのが興味深い。

 

夢ノ結晶公式自体ニコニコじゃ伸びずYouTubeの方が1000倍くらい伸びてるので、バンドリコンテンツ自体ニコニコよりYouTubeの住人に需要があるんじゃないかと思う。

 

夢ノ結晶といえばぼくの脳を焼いたAve Mujicaの初華の歌唱ライブラリAVERが年末に出ると告知があって今から楽しみすぎる。

 

ROSEもAVERも力強い女性の声なんだけどちょっとベクトルが違う感じする。

どう違うかと問われると説明が難しいので、答えは曲を聴いて感じてください。

年末か年始くらいにたぶんAVERの曲も出すので。

 

そんなこんな!


July 07 2025

オフトゥン大好き

こんばんは、Eninことお好みPです。

昨日ニコニコ動画とYouTubeで新曲を公開しました。

 

最初は眠くなるような曲調を目指してたんですが、色々いじってるうちに何か「オフトゥンは偉大なり」みたいな曲になりましたw

 

 

メインボーカルは一部界隈で「オペラの女王」と呼ばれている京町セイカさん。

C6くらいの高音でもすごくきれいに出るのでモーツァルトの魔笛なんかも余裕で歌ってくれます。

 

 

今回は初のデュエット作品ということで相方を誰にするかでかなり迷った末に弦巻マキちゃんに決まりました。

彼女の声はデフォルトだとけっこう柔らかくて優しめの歌やコーラス、ハモリに向いてると思う。

 

セイカさんもマキちゃんも今月24日にSynthesizer V2版が発売予定で新しいボーカルスタイルが追加されるらしいので楽しみ。

 

 

オーケストラの編曲は実のところこれが3曲めで、ようやく制作のフローが定まりつつある。

 

バンド音楽だとベースから打ちこむことが多いんだけど、オーケストラの場合はストリングス、その中でもチェロとコントラバスから打ちこむと何かやりやすい気がする。

 

低音のリズム隊で全体の展開を決めて(コード進行もほぼ一緒に考える)、そのリズムに合わせてギターとかバイオリンとかを乗せていく。そんな感じ。

 

木管と金管はストリングスのメロディを補強したり置き換えたり対位法で対となる旋律を書いたりで、ストリングスの譜面を参考に合わせて作っていく。

 

ドラム、シンバルとかティンパニとかの打楽器系は最後に音を補強するように打ちこむことが多いですね。

 

ぼくにDTMを仕込んでくれた友人はドラムから作ると言ってたし、これが正解だと言う気はさらさらないのでそんなやり方もあるんだなあ、くらいに思っといてください。

 

 

音源はオーケストラ音源としては定番の BBC Symphony Orchestra (Core)で、今年の初めくらいのセールで買いました。

 

BBCSOは無料の Discover 版もあってこれだけでも結構使えるし、音源がほぼ無いReaperからDTMを始める人にはオススメのオーケストラ音源なんだけど、Core版の方が当然奏法のバリエーションも音質も良い。

 

オーケストラ音源については比較対象がUVI Orchestra SuiteやMiroslav Philharmonikくらいしかないけど、実際使ってみて思ったのはBBCSOはベタ打ちしてExpressionで雑にメリハリつけるくらいの調整でもけっこう生演奏感が出るということ。

 

 

MVについては最初は背景も全部描くつもりだったんですが、途中でモチベが尽きてフリー映像素材を突っ込む作戦に急遽変更。

 

でもこっちの方が動きも変化も出せて良いんじゃないか、背景を描くにしてもキャラとは分離した方が良いという知見を得られたので結果オーライw

 

そんなこんな!


July 06 2025

YouTubeチャンネル作った

 

これまでニコニコ動画だけで活動してきたけど、最近YouTubeチャンネルも作りました。

作品が気に入りましたらチャンネル登録&高評価よろしくお願いします!

 

ニコニコの方がボカロというか音声合成ソフト関連のイベントもあるし、全曲チェッカーとかいうイカレた(褒め言葉)リスナーたちもいたりで無名の新米ボカロPが発掘されやすい環境なんじゃないか、と漠然と思っていたんだけど、やっぱりせっかく生み出した曲は一人でも多くのリスナーに聴いてもらいたい。

 

YouTubeではあんまりボカロ関連の動画見たりしないし今後もニコニコがメインなのは変わらないと思うけど、少し前にニコニコに投稿された夢ノ結晶公式の動画が全然伸びてなかったのが気になっていた。

 

そもそもニコニコとYouTubeじゃリスナーの層が全然違うのでは、と。

 

 

Synthesizer V AI 夢ノ結唱 POPY×浜渦正志/停止線上の障壁(バリア)

 

夢ノ結晶といえばちょっと前にぼくの脳を焼いたアニメ Ave Mujicaも手掛けるブシロードのバンドリプロジェクトがリリースする本格派AI歌唱ライブラリシリーズ。

 

 

ROSEさんはぼくもちょっと前にお迎えしてこないだSV2にアプデしたばかりなんだけど、その公式がプロ作曲家に依頼して制作されたMVが3桁再生止まりという事実に衝撃を受けた。

 

ぼくのMVと変わらん。

浜渦正志さんといえばFF等の音楽も手掛ける大御所の作曲家で、MVのクオリティもたぶん動画制作のプロが手掛けたもので非常にクオリティが高い。

 

 

なお同じ動画がYouTubeでも投稿されててそっちはこの記事を書いてる2025年7月6日現在で50万再生(笑)。

 

ニコニコの方が後から投稿されてるからYouTubeの方が伸びるのは当然なんだけど、それにしても1000倍差は開きすぎw

 

いわゆるバンドリーマーたちはたぶんYouTubeを観る層が多いんじゃないだろうか。

自分の音楽がYouTubeで伸びるかはわからないが、試してみたい。

 

てなわけで、今後はニコニコとYouTubeの二刀流で行きます。

 

そんなこんな!


June 21 2025

Bluesky(非)公式ソング

どうも、eninです。

キラハピ2025に投稿したバミちゃんこと青春系ソングボイス双葉湊音ちゃんの新曲「Bluesky」がニコ動で初の4桁再生となりました。

 

ニコニコのみならずXでもいいね数が過去最多となってて嬉しみ。

やはり人はキラキラした曲を求めるのか。

 

Twitter改めXのスパムやゾンビ、ブロックの改悪やヘイトを煽る「対戦型SNS」としての運営方針、投稿したイラストをAIの餌にする規約の改悪などなど、色々と嫌気が差してアカウントを抹消してから早1年。

 

かつての青い鳥を求めて移住した新SNS・Blueskyはまさに新天地だった。

インプ稼ぎのゾンビもいないし、ツイートに群がるスパムもいない。

 

フォローしてもいないインフルエンサーのくだらないデマやヘイト煽りのツイートが流れてくることもない。

ブロックすれば当然ぼくの投稿は敵からは見えなくなる。

 

ユーザーは気の赴くままに日常を呟く。

古き良き黎明期のTwitterのようだ。

 

とはいえ、BlueskyはXほどメジャーではないし、ユーザー数もXの未だ10分の1以下。

作品の宣伝や情報収集という面においてはXの方が優れていると認めざるをえない。

 

そんなわけでXにアカウントを新しく作り直しはしたものの、ぼくの魂は未だBlueskyと共にある。

居心地がいいのはやっぱりBlueskyなんだよな。

 

そんな新天地SNS・Blueskyの(非)公式ソングを作ってみたいという構想はBlueskyに移住した1年前くらいからあったものの、なかなか歌詞や曲のアイデアが降りてこなかった。

 

DTMを始めてもう4年近く経つというのに、未だに己の音楽性がわからない。

しかし迷子のままでも進みたい。

 

双葉湊音ちゃんの曲はこれが3曲めだけど、どれも青春系ソングボイスの名に相応しいメジャーコードを多用した明るくエネルギッシュなロック曲となっています。

 

 

デビュー曲「君の青春物語」

 

 

2曲め「小さな勇気」

 

 

今回コメントで好評だったギターソロは Ample Guitar TC のリフモードで作った。

 

Ample Guitar は音も素晴らしいんだけど、リフモードとかストラマーモードとかの打ち込み補助機能も搭載しててとても使い勝手が良い。

 

ギターの打ち込みってピアノロールだけで完結しようとするとすごい大変。

ギター弾ける人は弾いた方がたぶん手っ取り早いw

 

ロックやメタルを作りたいけどギターやベースの打ち込みとか大変すぎて無理……Ample Sound製品はそんなDTMerの救世主ともいえる音源だ。

 

ギターやベースを禄に弾いたことのないぼくですらリスナーを魅了するサウンドを生み出せたのだから間違いない。

 

そんなこんな!