ENIN LOG

Enin Fujimi の創作活動や近況報告、その他雑記。

March 09 2024

どうか安らかにお眠りください

ドラゴンボールやドラクエなど数多くの名作を世に送り出してきた偉大なクリエイターにしてぼくの創作の原点である鳥山明先生が急逝された。

 

父が鳥山先生の大ファンで、毎週ジャンプを買ってきたりアニメも欠かさず見ていてぼくもドラゴンボールにハマり、鳥山先生の絵を真似て寝食を忘れて画用紙にひたすら模写を繰り返しているうちにオリジナルのキャラとかも描き始めるようになり、創作する歓びを知った。

 

鳥山先生がいなければ、クリエイターEninは存在していなかったかもしれない。

それだけ大きな存在だった。

 

慎んでお悔やみ申し上げます。

どうか安らかにお眠りください。

 

しばらく喪に服す意味でサイトの配色をダークモードのみにします。


February 25 2024

両声類を目指して

2ヶ月くらい前からボイトレを毎日続けている。

何年か前にヒトカラにハマってたんだけど、そのうち飽きてやめてしまった。

 

そもそも自分の声があまり好きになれなかった。

でも昨年末、とある動画を見つけて衝撃が走った。

 

 

【LIVE】音楽ライブ「バ美肉紅白2023」ボイチェンVS両声類 メタバース天下分け目の歌合戦【12/23@cluster】

 

何だ、これは……

 

人間の声って、訓練次第でこんなに変わるもんなのか。

男性でありながら女性の(あるいは女性でありながら男性の)声を出す人々のことを「両声類」と呼ぶらしい。

 

見ていて脳がバグった。

この世界が実は平面じゃなくて球体だったと知った時の昔の人々も、こんな気分だったのかもしれない。

 

もちろんこの動画で歌ってる彼らの声が、元々の才能の上に血の滲むような努力の果てに会得した声だというのは想像に難くない。

 

 

中でも特にすごかったこのhalさんはもう女声歴15年らしい。

まさに一念岩をも徹す、である。

 

ボーカロイドやCeVIO、SynthVで作曲をしながらも、心のどこかで彼女たちと一緒に歌いたいと思っていた。

もしかしたら、その夢が叶うかもしれない。

 

そんな希望を胸に年単位の鍛錬で目標であるhalさんのような美声を手に入れるべく、毎日試行錯誤して録音した己の声を聴いては現実に打ちのめされている。

 

でも練習の成果は少しずつ出てきている。

もしこの記事を読んで両声類に興味を持った人は、下記の書籍を強く推奨する。

 

kawaiivoiceを目指す本

 

自分の声が好きになれないなら、好きになれる声にしたらいい。


February 17 2024

動画投稿テスト

ふとサウンドハウスのページを開いたらいつのまにかノイマンの50万円のマイクがカゴに入ってて脳がバグった。

 

現在歌えるクリエイティブ美少女を目指して日々ボイトレをしており、いずれは宅録用のマイクを買おうと思っているのだが、趣味で使うには予算オーバーにも程がある。

 

青空に移住してからまだ5日程度だけど、何だか都会の喧騒から逃れて大自然の中で静養している感じ。

Xにいたら嫌でも飛び込んでくるスパムもインプレゾンビもいないし、日々何かに怒ってる人々もいない。

 

とはいえ、まだ青空も発展途上のSNSなので年季の長いXに比べると機能面で劣ることもある。

そのひとつが動画投稿。

 

メイキング動画を気軽に投稿できるのはXの長所だったと思う。

マストドンでもできるし、青空にもそのうち実装され……たらいいのにな~(願望)

 

ニコニコに専用のチャンネルを作ってもいいけど、せっかくだからここに掲載できないか、ちょっとテストしてみる。

 

安いレンタルサーバーだからあまり再生回数増えたら負荷かかってアクセス制限かかるだろうけど、まあ今のHPのアクセス数なら問題ない、多分w

 

動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。


February 14 2024

さらばX

最近、旧ツイッターことXで女社長とかリモワ女子とかお金配りとか何ちゃらCEOみたいなアカウントが猛威をふるっている。

 

X(あえてこう呼ぶ)では去年の夏頃にプレミアムユーザー向けに広告収益分配システムが導入されて、ある程度有名なクリエイターや配信者も収益を得られるようになった。

この仕組み自体は良かったと思うけど、思わぬ副産物も生まれてしまった。

 

いわゆるインプレゾンビである。

 

バズったツイートのリプ欄に無意味なツイートを貼り付けてインプレ数(=金)を稼いでるクソどもだ。

でもまあ迷惑行為で広告収入を稼ぐくらいならまだ可愛い方だと思う。

 

 

ぼくのフォロー欄やいいね欄に連なってたこいつらは、悪質なフィッシングサイトに誘導してユーザーの個人情報を盗んだり端末にウイルスを埋め込む犯罪者どもだ。

 

まあぼく個人だけの問題なら無視して放っておけばいいんですが、こういうスパム垢の厄介なとこってフォロワー欄を辿って他の人にまで感染していくとこなんですね。

まさにウイルスのようなやつらだ。

 

さすがにぼくの怠慢で他のフォロワーに迷惑かけたり危険が及ぶのは避けたかったので都度スパブロしてたんですが、ここ数日特にひどくて気が狂いそうでした。

 

で、ブロックしながらふと思った。

 

何でこんなことしてるんだろ。

SNSって、我慢して続けるもんなのか? と。

 

楽しいから、ずっとそこにいたいと思えるからやるものであって、クソまみれの場所でクソを掃除しながら居続けることない。

 

幸い今話題の新SNS「Bluesky」への民族大移動が起こってる。

つながっていたい人がいるなら、皆で移住したらいいじゃない。

 

てなわけで、ぼくもアカウント作りました。

fujimipolis.bsky.social

 

他のSNSのアカウントについてはこっちのページに記載してます。

 

まあXは最近ネタツイをRTしたり作品の宣伝くらいしかしてなかったので、今のアカウントにあんまり未練はないです。

 

最近群がってきたウイルスは排除しましたが、フォロワー欄を見るとまだまだたくさんくっついてて1つ1つ潰してる暇なんてない。

 

だからぼくのアカウントごと抹殺します。

 

Xデー(Xだけに)は今月末。

最近低浮上の人もいると思うので、いきなりは消さずに2週間の期間を設けます。

スパム垢の攻撃対策に鍵だけはかけとく。

 

あとはX運営への抗議の意志でもある。

インフルエンサーでもないぼくの垢ひとつが消えたところで何の効果もないだろうけど、青空への移住が加速すれば何かしらの対策がなされるかもしれない。

 

なのでもし奇跡が起きて月末までにスパムどもが勝手に消えてなくなっていたら考え直すかもしれません。

 

新しいSNSができる度に新天地を目指す人々を見て、最初はめんどくさそうだなあと思ってやらなかったんですが、色んなところにアカウントを作っておけば我慢してクソみたいな環境に身を置く必要もないし、人とのつながりも保てるし、リスクヘッジにもなっていいんじゃないかと思う。

 

たくさんのSNSを行き来するなんて大変だと思うかも知れないけど、別に毎日全部のSNSのTLを追ったり投稿する必要なんてないし、日によって気分で使い分けるような感じでゆる~くやればいいんじゃないかな。

 

今の青空は楽しいけど、それも永遠に続くとは思ってない。

ユーザーの流入が続いて規模が大きくなってきたら治安が悪化してきたり、運営の方針転換で環境が悪化する可能性はある。

 

その時にXの環境が青空より良くなっていたら、新しいアカウントを作ってまた始めるかもしれない。

でもやはり個人サイトこそ至高。

 

個人サイト持ちのフォロワーさんは教えてくれたら喜んでリンク貼り付けます。

相互リンクも大歓迎です。

 

最近放置気味だったけど、突っ込んだ話や近況報告は当初の方針通りここでやってこうかなと思う。

 

まあそんなこんなで別に今生の別れというわけでもないので、これからもこのEninをよろしくお願いします。


January 17 2024

よく使うプラグイン①・Xfer SERUM

会社と家を往復するだけの社畜生活でブログのネタになるような出来事などそうそう起こらない。

早く毎日がキラキラしていた旅人時代に戻りたい。

 

DTMにおいて音源とかプラグインの紹介というか宣伝記事はたくさんあるけど、ここではぼくが実際の制作でよく使ってるプラグインを独断と偏見で紹介していこうと思う。

 

音源もプラグインも最終的には他人のレビューを読むより体験版を落として実際に使ってみて確認するのが大事だけど、まあそのきっかけくらいになれば。

 

 

今回紹介するのは Xfer Records の SERUM というシンセサイザーです。

DTM界隈じゃ定番の人気シンセで、どこの比較サイトでも人気トップ3には入ってると思う。

 

 

この曲とか、ノリノリのダンスミュージック作品ではほぼ毎回使ってます。

 

 

ウェーブテーブルという、ひと言で言えば原音の波形を自在に変化させられるタイプのシンセで、オシレーターの自作もできるのでかなり幅広い音色が作れます。

 

傾向としてはどちらかといえば現代的なデジタルサウンドという感じ。

レトロなアナログシンセの音が欲しい人には向かないかも。

 

値段はこの記事を書いてる現在公式サイトだと189米ドル。

今のドル円レートだと27000円くらい。

ぼくが買った時は円安が進む前だったので2万ちょい。

 

90%OFFとかのアホみたいなセールが絶えないDTM界隈だけど、このSERUMは人気シンセだからかセールをほぼ行わないことで有名。

 

体験版は公式サイトだと15分の使用制限、Spliceだと3日までは無料で使い放題。

 

SpliceはRent-to-ownという分割払い方式で、27000円が鼻クソという石油王以外にはこちらがおすすめ。

満額まで払えば自分の物になるし、自分に合わなかったりもっと良いシンセ見つけたりしたら途中解約もできる。

 

ウェーブテーブルタイプのシンセは他にもあるけど、SERUMの魅力は洗練されたUIと多彩な内蔵エフェクト群がもたらす音作りのしやすさ。

 

また、定番シンセ故に使い方の解説もネット上にたくさんあるし、サードパーティ製プリセットも豊富に販売されているので、音作りめんどくてプリセットから使いたい人にも向いてる。

 

 

シンセでの音作りに関しては良い学習方法があって、まずこんなふうに2つシンセを並べて、片方をプリセットに、もう片方を初期化。

 

プリセットに合わせてツマミを回してコピーを何個か作っていくと、どこをどう動かせばどんな音になるのかわかるようになります。

 

 

LFO(ツマミを規則的に動かしたりする仕組み)をかけるには、LFOを選択した状態でターゲットのツマミ、パラメータへドラッグアンドドロップ。

 

 

するとツマミがこんなふうに変化して、何か動くようになります。

 

 

左上の視力検査みたいな小さいアイコンをクリックして動かすと、ツマミの可動範囲を変えられるよ。

 

 

エフェクトもたくさん。クオリティも素晴らしい。

 

自作プリセット1。使いどころは不明。

 

自作プリセット2。リードに使えそう。

 

自作プリセット3。アンビエント系の曲に使えそう。

 

音をループ再生しながら適当にツマミをいじってるだけで時間が溶ける。

酒のツマミに最適、なんちて。