Synthesizer VのAIシンガーで京都の精華町の看板娘セイカさんこと京町セイカのオーケストラ・コンサートが、彼女のホームである精華町で開演されたので日帰りで行ってきた。
最近は特に長時間労働に苦しむ時間貧乏人なので、往復2万円以上の新幹線代をはたいてオケコンだけ聴いて帰ってくる弾丸ツアーも考えたが、せっかくなのでセイカさんのホームの精華町をのんびり散歩でもするかと朝の新幹線で京都に向かう。
ちなみに上の写真は精華町……の隣の京田辺市の和食屋で食った寿司。
オケコンが開演されるけいはんなプラザの最寄り駅は近鉄線の新祝園駅だったが、お散歩コースの兼ね合いからひとつ手前の下狛駅にて下車。
ミニマムオブミニマムな駅。
自転車旅をしてる時もそうだったんだけど、人の多い観光地とかよりもこういう生活感のある道を散策してる方が楽しい。
妖しげな神社発見。
長い石段。
お賽銭でもして行こうかと思ったけど賽銭箱がなかった件。
今は大量の小銭を両替すると赤字になるらしくてどこぞの神社がお賽銭の最低額を決めてたのは記憶に新しい。
まあ、そういうことなんだろう。
世知辛い世の中だねえ。
めっちゃ田んぼ。
ところどころで見かけるセイカさん。
田園地帯にぽつんと建ってる町役場。
納税に来たよ。
何の花かわからんけどきれい。
こんなところにもセイカさん。
だだっ広い公園。
ひさびさにがっつり歩いたので肉補給。
開演30分前にオケコン会場に到着。
今回はコラボメンバーも豪華。
そういえばタカハシくん最後まで出てこなかったな。
地元民(?)によるセイカさんイラスト。
寄せ書きもあったので細やかながら祝辞を書き記した。
残念ながらホールの中は写真や動画の撮影禁止だったのでコンサートの写真は絶無だが、今回のオケコンはニコ生でも放送されていて10月15日までアーカイブが見れるので、まだ観てない方は是非観てほしい。
【9月15日】歌は時空(とき)を超えて2 京町セイカ with StyleKYOTO管弦楽団オーケストラコンサート
視聴には4500ニコニコポイント(=4500円)必要になるが、値段以上の価値があると思う。
ボカロとはまた違う最新鋭のAI歌唱とフルオーケストラが織りなす前衛的芸術をその目と耳で堪能してほしい。
聴いてみれば全て分かる。
AI歌唱だからベタ打ちだけでプロ歌手みたいな歌声になるかといえばそんなことはない。
最近のAIはベタ打ちでも「それっぽく」歌ってくれはするがそれだけで、人の魂を揺さぶるようなプロの歌手の如き表現を目指すならボカロ同様に「調声」が必要になる。
音声合成界隈の最先端にいるプロのアーティストたちと熟練のオーケストラが織りなす前衛的な芸術品をたったの4500円で堪能できるなんてお得すぎる。
また来年もやるらしいけど、残念ながらその時はたぶんぼくは海外にいると思う。
海外からでも見れるようにまたニコニコでも流してほしいな。
そんなこんな。