2ヶ月くらい前からボイトレを毎日続けている。
何年か前にヒトカラにハマってたんだけど、そのうち飽きてやめてしまった。
そもそも自分の声があまり好きになれなかった。
でも昨年末、とある動画を見つけて衝撃が走った。
【LIVE】音楽ライブ「バ美肉紅白2023」ボイチェンVS両声類 メタバース天下分け目の歌合戦【12/23@cluster】
何だ、これは……
人間の声って、訓練次第でこんなに変わるもんなのか。
男性でありながら女性の(あるいは女性でありながら男性の)声を出す人々のことを「両声類」と呼ぶらしい。
見ていて脳がバグった。
この世界が実は平面じゃなくて球体だったと知った時の昔の人々も、こんな気分だったのかもしれない。
もちろんこの動画で歌ってる彼らの声が、元々の才能の上に血の滲むような努力の果てに会得した声だというのは想像に難くない。
中でも特にすごかったこのhalさんはもう女声歴15年らしい。
まさに一念岩をも徹す、である。
ボーカロイドやCeVIO、SynthVで作曲をしながらも、心のどこかで彼女たちと一緒に歌いたいと思っていた。
もしかしたら、その夢が叶うかもしれない。
そんな希望を胸に年単位の鍛錬で目標であるhalさんのような美声を手に入れるべく、毎日試行錯誤して録音した己の声を聴いては現実に打ちのめされている。
でも練習の成果は少しずつ出てきている。
もしこの記事を読んで両声類に興味を持った人は、下記の書籍を強く推奨する。
自分の声が好きになれないなら、好きになれる声にしたらいい。