ENIN LOG

Enin Fujimi の創作活動や近況報告、その他雑記。

January 10 2026

Macでの動画編集

Macを買ってから早1カ月。

動画編集ソフトはWindowsでも使ってたFilmora入れとくか、と思いWondershareのサイトへ行ってみたんですが、ここで衝撃の事実が発覚。

 

Filmoraくん……

お前Mac版別売だったんかい。

 

サブスク版のFilmoraならWindowsでもMacでも好きに使えるんだけど、ぼくが買ったのはWindows用の買い切り版。

Macで使うならMac版のライセンスを買うか、サブスク加入しなければならない。

 

どうせ買い直しなら他のソフトも検討してみるか、ということで、これを機に色々と試してみることに。

 

なおAdobeはサブスクしかない上に高いので最初から選択肢にない。

この記事を書いてる2026年1月10日現在でPremier Pro単体でも毎月3300円、Creative Cloudなら毎月9000円超なので毎年11万近い出費。

まるで住民税だ。

 

 

選択肢①:Final Cut Pro

 

林檎謹製、Macメインで動画作るなら選択肢の筆頭に上がってくる存在。

プロも使う多機能かつ高性能のソフトだが、初期費用が5万円とけっこう高い。

まあAdobeのサブスクに比べたら全然安いけど。

 

問題はMacでしか使えないこと。

 

ぼくの場合、ラップトップはWindowsしか持ってないのでたとえば家で途中まで作ったデータを外出先で気軽に編集したりできないし、今使ってるMac Miniがぶっ壊れたらWinサブ機で作業を継続したりとかもできず、Mac買い直しを強いられる。

 

ラップトップもサブ機も全部Macに買い換える財力は無いので、残念ながら選択肢から除外。

Macbookは高いし何より盗まれそう。

 

 

選択肢②:Power Director

 

Filmoraに近い価格帯のライバル的ソフト。

体験版を落としてみたが、エフェクトはFilmoraより充実してる印象。

ただしMac版はサブスクしかない。

 

あとプレビュー画面がなぜかカクつく。

プロジェクト自体をSSDのMacintoshHD(WindowsでいうCドライブ)に持ってきても解決せず。

原因不明。

 

まあMacはサブスクしかない時点で諦めた。

 

 

選択肢③:Davinci Resolve

 

もともとハリウッド映画とかで使われていた高機能なソフトらしいが、今ではそれが無料で使えるようになった。すげえ。

 

というわけでこれもインストールして試してみたんだけど、起動したらVST(DTM用のプラグイン)を自動で読み込み始めてそのままフリーズ。

 

アプリを再起動したりフリーズしたプラグインをいったん削除したら最終的に何とか起動できたんだけど、操作中にわけわからんエラーコード吐いて固まったり、テスト動画をMP4書き出ししたら何かファイル壊れてたりと障害物競走状態。

 

Davinci 不具合で検索してみたら色々とトラブル情報が引っかかる引っかかる。

まあ無料ソフトにはこういったトラブルシューティングは付きものなので、選択肢から除外。

 

トラブルシューティングに1日かけるならFilmora買った方が全然安上がり。

 

 

選択肢④:Filmora

 

3年くらい前にWindows買い切り版を購入して以来ずっとこれでMV作ってる。

軽い、シンプル、安い。

 

エフェクトの多くは別途サブスクサービスに加入する必要があり、デフォルトで使えるものは他のソフトに比べるとやや少なめ。

 

まあ他のソフトもそうなんだけど、デフォルトのエフェクトでMVに使えそうなものってそんなに多くなくて、多くはホームビデオとか企業広報用とかそういうニーズに合わせてる気がする。

 

ノイズ加えたり画面分割したりフェードインアウトしたりとかプレーンなものだけ使って後は創意工夫次第。

 

イラストを動かしたりシンプルな文字入れする程度なら正直どのソフトでもいい。

 

派手な画面作るにはフリー素材落としたり、Visual SynthesizerとかFL StudioのZGameEditorとかで作った動画素材を合成したりとかアイデア次第でどうにでもなる。

 

 

というわけで、紆余曲折の末FilmoraのMac版を購入。

まあ過去のプロジェクトデータも使えるし、何だかんだで使い勝手も良い。

慣れもあって学習に時間と労力を割く必要もない。

 

そういえばMac版のFilmoraはMOV形式なら背景透過動画も書き出しできることが判明した。

Appleのエンコーダーが必要なのでWindows版だとできない。

 

動画素材の合成は背景を単色にしてクロマキー合成してたんだけど、微妙に縁ができてたり逆に必要な部分まで削られちゃったりでけっこう調整がむずかった。

 

背景透過動画が作れれば合成用の動画素材がより簡単に作れそう。

PC氷河期を乗り越えるために勢いでMac買っちゃったけど思わぬ収穫。

 

 

番外編:iMovie

 

Macに最初から入ってる簡易動画編集ソフト。

絵や動画に文字入れしたり切り貼りする程度ならこれで十分なんだけど、Final Cutと同じくMacでしか使えないのでベンダーロックインされる。

 

よって選択肢から除外。

 

 

今はそこらのエントリークラスのPCより安いMac Miniだけど、iPhone SEをラインナップから消してきたAppleのことだからMac Miniも同じ運命を辿るかもしれない。

 

Mac Mini以外のMacとか高すぎる上に自力修理もほぼ無理なので、貧乏人の買うもんじゃない。

 

スマホも今はAndroidだし、PCもWindowsに戻るという選択肢を残しておくことは重要。

 

何のOSを使うかの決定権はぼくにある。

ティム・クックではない。

 

そんなこんな!


January 01 2026

あけましておめでとうございます2026

どうも、Eninです。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

さて、いきなり告知ですが、もはや年末の風物詩となった夕立P主催の「終末コンピ」が昨日の23時にリリースされました。

その名も……

 

 

終末 War Ensemble & World Ends

 

BandcampBoothでリリースされてます。

様々なジャンルの8名のアーティストによる豪華アルバムが、今年もななな、何と無料……!

※Bandcampでは投げ銭も受付中

 

 

今回ぼくは1曲目の「Utopia2 feat.彩澄りりせ」という曲で参加しました。

どんな曲かはぜひともアルバムをダウンロードして聴いてほしいのですが、今回はフルオーケストラ音源を使ったオペラです。

 

 

BBC Symphony Orchestraが奏でる荘厳なオケとりりせたんの美声、そしてちょっとアレな歌詞が織りなす調べをご堪能ください。

 

そんなぼくの曲の次の曲がまた対極となる感じの曲で、そこからまた全然違うイメージの曲に続くんですが、各楽曲のクオリティが高いのと、曲順も考え抜かれてるからか不思議と聴き入ってしまいます。

 

テーマや縛りが緩めなので皆いつもジャンルも音楽性もバラバラの楽曲を自由奔放に出してくるんですが、それらをコンピアルバムとしてまとめてるの毎回すげーなと思う。

 

 

あと、去年1年間に出した作品のメドレー動画を出したのでこちらもぜひお聴きください。

 

去年の今頃は12曲出したいなんてことを言ってた気がしますが、結果として終末コンピの曲で何とか達成できました。

 

動画まで含めると10曲(セルフカバー含めて11曲)ですが、まあ量を重視するあまり質がおろそかになったら本末転倒なので、今年も12曲くらいを目安に作品制作してこうかと思います。

 

てなわけで2026年もよろしくお願いします。

そんなこんな!


December 26 2025

ただいMac

AI企業によるメモリ買占めの影響でPC向けのメモリが高騰している。

いずれはAIバブルが弾けて値下がりするだろうが、それがいつになるのかは誰にもわからない。

 

色んな説が飛び回っているが、少なくとも来年いっぱいはPC(あるいはスマホも)は高騰した状態が続くという見方が多い印象。

 

PCはぼくの創作活動に不可欠な道具なので、何割か値上がりしたところで必要とあらば躊躇なく買うんだけど、品薄で入手困難という状況は正直困る。

長期間創作活動が断たれた生活など耐えられない。

 

今創作活動でメインで使ってるパソコンは5年くらい前に組んだ自作PCで今のところノートラブルなんだけど、ずっと電源を入れっぱなしにしてるしそろそろどっかしらのパーツの寿命が来る頃合いだ。

 

一応ノートパソコンもあるにはあるんだけど、長期間ノートパソコンだけで創作するのはしんどい。

 

 

というわけで最新のM4 Mac Miniを購入。

まあ最近メインPCも重めの音源使うとフリーズ頻発してたし、Windows11のUpdateがトラブルだらけなのもあってMacが恋しくなっていたので、思いきって買っちゃった。

 

お値段びっくり9万円。

ローンは組んでない。

 

さすが世界のAppleだけあって在庫に余裕があったのか、メモリ不足の影響もなく従来の価格で購入できた。

 

 

前に使ってたMac Mini (Late 2012)と比べてだいぶ幅と奥行きが縮まり、ちょっとだけ厚みが増した。

 

SSD 256GB、メモリ16GBの最小構成。

Macの料金体系はちょっと変わっていて、ストレージやメモリを増やすと指数関数的に値段が上がる。

 

まるで飛行機のエコノミークラスみたいな最安Mac Mini。

ハイスペ買える富豪に奢られてる感ある。

 

本来は余裕持ってSSD 2TB、メモリ32GBくらいほしいところなんだけど、この構成だと何と27万円w

さすがに予算オーバーがすぎる。

 

メモリについては今までも16GBでどうにかやってたし、SSDも外付で簡単に増設できるからまあ何とかなるでしょ。

 

ケーブルだらけでデスク周りが散らかるがそんなことはどうでもいい、コスパは正義。

 

早めに購入に踏み切ったおかげで外付SSDもHDDも今よりはだいぶ安めに調達できた。

 

 

DTMでの性能についてはまだあんまり試せてないんだけど、BBC Symphony Orchestra Core の全楽器を読み込ませて再生しても全然音飛びしない。

 

前のPCじゃバッファサイズを最大にしても音飛びすることがあったからだいぶ快適になった。

年末年始は快適にDTMできそう。

そんなこんな!


November 30 2025

ラウドネスって実際どのくらいがいいの?

人間の耳というのは大変いい加減なもので、より大きな音を良い音だと錯覚する性質があるらしい。

 

なので世に出ている音楽の大半は録音したそのままの音ではなく、コンプレッサーやリミッターを使って音を圧縮し、メディアの許容する音量の限界寸前まで大きく聴こえるように加工されている。

 

……が、それもまだCDとかが主流だった太古の昔のお話。

 

ラウドネス・ノーマライゼーションなる音量自動調整機能が標準搭載されたストリーミングサービスが台頭するにつれて、音を荒らさないように慎重にコンプやリミッターを多重がけしてせっかく稼いだ音圧も無効化されるようになり、ラウドネス戦争は終結した。

 

音の実際の大きさである単位にdB(デシベル)があるけど、それとはまた別に人間の聴感を基準にしたLUFSという値が存在する。

 

いわゆる音圧とかラウドネスとか呼ばれるやつです。

dB値が低くてもLUFSの値が大きければ大きいほど音圧は高く、実際に大きく聴こえる。

 

そのLUFSもさらに計測時間の長さで Momentary, Short, Integrated の3種類あって、具体的な計測時間は Momentary 0.4秒、Short 3秒、Integrated 曲全体、らしい。

 

具体的にラウドネス・ノーマライゼーションがどのLUFS値を基準にしてるか調べたところ、ニコニコ公式ページに「Integrated」と記載があった。

 

曲全体のラウドネス平均で判断されるので、ダイナミクス(音量の抑揚みたいなアレ)を犠牲にしてまで音圧を稼ぐ必要がなくなったというわけだ。

 

YouTube公式の推奨LUFSは-14らしいが、ニコニコみたいに具体的な説明ページは見当たらず、詳細は不明。

 

サブスク音楽配信サービスはまだ曲を公開していないので今回は検証の対象外だが、Spotify公式ページに -14LUFS (integrated)って書いてあった……気がする。

 

公式の情報をそのまま鵜呑みにするなら -14LUFS が最適解なんだろうけど、ちょっと前にXでDTMerのフォロワーさんが実際何LUFSくらいで曲をアップロードしてるのかアンケートをとってて、-8 ~ 10LUFSくらいって人も少なからずいたので、実際に検証してみることにした。

 

まずLUFS値(Integrated)を -7、-10、-14くらいにした同じ曲のサンプルデータを用意する。

 

それらをニコニコとYouTubeにアップロードし、PC上で再生させて録音し、再度LUFS値を計測してみる。

 

サンプルは完成したばかりのぼくのオリジナル曲。

夕立Pの終末コンピに出すやつなので、年末に公開予定です。

 

 

-7 LUFS のテストデータ波形(ReaperでWAV書き出しした時のスクショ)。

 

-10 LUFS のテストデータ波形。

 

-14 LUFS のテストデータ波形。

 

 

まずはYouTube。

 

元データ -7 LUFS

再計測値はリミッターに削られないようにわざと低めに設定してある。

 

元データ -10 LUFS

 

元データ -14 LUFS

 

検証結果:YouTubeではラウドネス・ノーマライゼーションの影響をほぼ受けない。

 

 

ただ、YouTubeの設定を確認したら音量の自動設定機能がオフになっててグレーアウトしてた。

 

ぼくはYouTubeプレミアム課金はしてないんですが、YouTubeプレミアム限定の機能なのだろうか?

 

次にニコニコ。

こちらは音量の自動調整が切り替え可能だった(プレミアム会員だから?)。

まずは自動調整ONで検証。

 

 

元データ -7 LUFS

 

元データ -10 LUFS

 

元データ -14 LUFS

 

検証結果:元データのラウドネスに関係なく同じLUFS値になるように調節される。

今度は自動音量調節をOFFにしてみる。

 

 

元データ -7 LUFS

 

元データ -10 LUFS

 

元データ -14 LUFS

 

検証結果:ラウドネス・ノーマライゼーションの影響なし(当り前)。

 

結論。

音量の自動調節ONにする人とOFFにする人のどちらをターゲットにするかで最適なラウドネス値は変わる。

 

実際音量の自動調節切って聴く人ってどのくらいいるんだろうね。

ぼくはあんまり爆音で音楽聴かない派なので日頃は自動調整ONにしてます。

 

まあバランスをとって -10 LUFS くらいで投稿するのがいいんじゃないかって気はした。

つまりだいたい今まで通りですね。

 

そんなこんな!


September 19 2025

草原のヴァルキリーについて

こんにちは。ENINことお好みPです。

先日9/15に弦巻マキちゃんの誕生祭があったので作品を投稿してきました。

 

今回は2Dアニメに初挑戦。

今までの2DMVは1枚絵をどうにかこうにかして動きを出していくスタイルだったんですが、絵が動かない分、文字アニメーションやエフェクト、フリーの動画素材とかで無理矢理動きを作っていたのでやっぱキャラ自体を動かしたいな、と思ってました。

 

お絵描きにはクリスタことクリップスタジオを長年使ってるんですが、イラストだけでなくアニメを作る機能もあって、今回はそれを使用しました。

 

 

前後のセルを透過表示できたり、描いてすぐ動作テストできたりで、単に1枚絵をたくさん用意して動画編集ソフトでつなげるより全然効率的です。

 

けっこう余裕を持って投稿するつもりが弦巻マキちゃんのお誕生日の23時59分というギリギリすぎる投稿となってしまい、我ながらスケジューリングがガバガバだなと反省。

 

曲についてなんですが、モチーフはアメリカをチャリで放浪してた時にカンザス州の小さな村に住むお姉さんに声をかけられ、一晩泊めていただいたという実体験が元になっています。

 

家に狩猟用? の銃が飾ってあって、実際に撃ってるところは見てないのですが、大草原で馬に乗りながら銃を構える姿を勝手に思い描いてました。

 

冒頭の風のような効果音は実際にカンザス州の大草原で録った動画から使ってます。

地平線まで広がる大草原でずっと向かい風でチャリ漕ぐの大変だったな(笑)。

 

 

当時の写真。

 

 

制作については今回あまり時間がなかったので、以前使ったマキちゃんお好み焼きダンスのプロジェクトをテンプレ化して流用。

SERUMが古いw

 

 

SV2にアプデしてかなりパワーアップしたマキちゃん。

新ボーカルスタイルのWhisper, Cute, Grungeが追加され、大人っぽい声からロリ声、中性的なイケボと割と何でもいける感じになった。

 

MVに思いの外時間がかかってミックスとマスタリングをだいぶ省略したので、今聴くと音がちょっと荒削りに感じるのは悔しいところ。

でもまあ締切までに仕上げる力も実力のうちかと思うので再投稿はせず次回以降の教訓とします。

 

逆にいえばミックスとマスタリングに時間を割いてきっちり曲を完成させてたらたぶんMVが間に合ってなかったので、曲と動画を並行してバランスとりながら進めてて良かったなと。

 

もっと余裕持って作れてたらそんなことする必要ないんだけど、余裕持ちすぎると他の曲に浮気しまくって結局ギリギリになるのでどうしようもない。

 

計画遂行能力に致命的な欠陥を抱えながらもう何十年も創作を続けてきているので、たぶん死ぬまでこのままなんだろうが構わず突っ走ることにします。

迷子のままでも進みたい。

 

 

 

そんなこんな!